プロフィール

M

  • Author:M
  • blog “夢の巷”
    日々の感想文。

    エレファントカシマシのファンになって1○年。しかし最近はチケットがとれにくくなってきたためめっきりライヴには行かなくなってしまいました。
    近年は歌舞伎マニアと化すが、新歌舞伎座も開場し歌舞伎熱もやや沈静化。

    好きな役者さんは播磨屋=中村吉右衛門、中村歌六、中村種之助、中村米吉。萬屋=中村時蔵、中村梅枝、中村萬太郎。音羽屋さん、大和屋さん(三津五郎さんの方)も好き。上方の松嶋屋、山城屋さんもいけます。

    一番深く関わっているのは美術。ジャンルにこだわらず展覧会に足を運んでいます。
    (プロフィル写真は夜の旧歌舞伎座。)

    メールは hanaotoko [@] zoho.com まで
    (文字の間のブランクとカッコをはずして下さい)
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

エレファントカシマシ@日本武道館(2009.4.11)

とりとめないですが改めて武道館の感想を。

宮本がミョーにハイテンションな武道館だったらどうしよう、バリバリに
プロモーション用のライヴをされたらどうしよう、と密かに心配しながら、期待感
低めに現地に赴いた。

だがそれは彼らに対し非常に失礼な心配だった。
出てきた瞬間から最後まで、宮本は大仕事に臨む緊張感に溢れた男の顔を
していた。大丈夫、今のエレカシに心配は無用だ。

宮本は一曲目の「新しい季節へ君と」からもう感極まりそうになっていた。
無理もない、数年かけて再び返り咲いた武道館の、以前はシートがかけられていた
2階席までが今日はぎっしり満員なんだから。
案の定、ライヴの途中、何度も何度もこみ上げてくるものを振り払いながら
(「風」の時には前髪で顔を隠しながら泣いていたが)、それでも宮本は最後まで
崩れずに歌いきった。
まさに彼が自分で叫んだ「俺がプロフェッショナル」の言葉通りだ。

セットリストも、頭とエンディングは最近の曲を持ってくるけれど、その他に
自分がやりたい事もきっちりやらせてもらいます、という感じの構成だった。
新旧の曲が無理なく配置されて(住み分けられて?)いて、聞いていて
全く違和感がなかった。
これが宮本なりの「キラキラ」なライヴなのかも、と思うと最高だ。
特にストリングスの入った「リッスン…」~「シャララ」のスケール感は凄かった。

「未来の生命体」「甘き絶望」「シャララ」「昔の侍」「男は行く」「珍奇男」…。
ライヴ中盤で演じられたのは、多くが内省的だったり、自問自答を繰り返す
男の歌だ。
過剰に深読みをするのは好きではないが、この選曲に今の宮本の正直な
気持ちが反映されているような気がしてならなかった。

宮本は今も様々な軋轢に直面しながら自分なりの戦いを続けているんだろう。
いろいろ無理な要求もある(だろう)最前線の現場から逃げず、やりたいことを
通すため日々苦闘しているのかもしれない。それはまた,私たちが日々仕事で
経験している感覚でもある。
そう思うと、宮本の歌が以前よりもいっそうリアルに感じられ、そしてどんなに
環境が変わろうと、この人のことなら信じられる、と思った。

とは言いながら、移籍後の、特にここ最近の数曲ははっきりいえば好みではない。
たぶん、演っているのが宮本/エレカシでなければ名曲といえるんだろうと思う。
だが、宮本の持っているアクやらしさが薄いぶん、その曲がエレカシでなくては
ならない必然性について疑問がわいてきてしまう。
聞いていると、この曲別に他の人が演ってもいいよね?とふと思ってしまうのだ。
(ただ、「ハナウタ」は生で聞いたらエレカシらしい凄く良い曲だと思いました。)
本当に宮本はこれからも時代に添い寝する方向で進み続けるのか。
いつか、「Dead or Alive」のような大きな転換点が再び来るような気がして
ならない。

今回は新しいファンが多数増えた結果の武道館、といえるのだろう。
だが、新曲もやるけれど、かといって過去の曲を演じる時の極悪なテンションも
隠そうとしない、ある意味自然体のライヴだったと思う。そこが昔と違って凄く良かった。
今回は変則アレンジは抑えめで、あまり原曲を崩さず演奏していたように思う。
ちなみに今回のセットリストは私にとってはストライクど真ん中でした。

ところで新規ファンの方がもし読んでいたら…。
宮本の声が出てない、と思った方がいたら、それは彼がところどころで泣くのを
堪えていたからだと思います。
またエレカシライヴの醍醐味はその生っぽさ、即興性です。あまりなミスや
歌詞飛びは別として、音源との違いはむしろ楽しめる要素だと思います。

エレカシの新しい季節に乾杯!

[追記] とみさんコメントありがとうございました!
スポンサーサイト

Comment

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。