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  • blog “夢の巷”
    日々の感想文。

    エレファントカシマシのファンになって1○年。しかし最近はチケットがとれにくくなってきたためめっきりライヴには行かなくなってしまいました。
    近年は歌舞伎マニアと化すが、新歌舞伎座も開場し歌舞伎熱もやや沈静化。

    好きな役者さんは播磨屋=中村吉右衛門、中村歌六、中村種之助、中村米吉。萬屋=中村時蔵、中村梅枝、中村萬太郎。音羽屋さん、大和屋さん(三津五郎さんの方)も好き。上方の松嶋屋、山城屋さんもいけます。

    一番深く関わっているのは美術。ジャンルにこだわらず展覧会に足を運んでいます。
    (プロフィル写真は夜の旧歌舞伎座。)

    メールは hanaotoko [@] zoho.com まで
    (文字の間のブランクとカッコをはずして下さい)
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歌舞伎界の宮本?

杉花粉の悲惨…もとい飛散はほぼ収束したが、今は檜の季節である。
花粉の季節もほとんど終わったとなめてかかって症状が再発。まだマスクが手放せない。

花粉症とはいえ、いろいろ外出の機会の多い今日この頃。
「南蛮の夢、紅毛のまぼろし」展@府中市美術館
「美術家たちの『南洋群島』」展@町田市立国際版画美術館
友人の歌の発表会@サントリーホール
…など見るべきものが多々あったが、なかでもハイライトは「風林火山」@日生劇場。

昨年の大河ドラマを武田信虎・信玄の親子関係に焦点を当てて再構成し、舞台化した
作品で、主演はドラマで武田信玄を演じた澤瀉屋・市川亀治郎丈。
正直、長大な内容をコンパクトにまとめなければならなかったため脚本に無理が
生じたり(特に前半が説明的で冗長な感)、脇の人の技量がばらばらだったりと
色々な問題点はあったと思う。
だが生の舞台では、主役の亀治郎丈の技と演技に目が釘付けになってしまった。
歌舞伎の技術といわゆる時代劇を融合させて、より新しくおもしろいものを
作り出したいという意図が明確で、それだけでもわくわくすることができた。

やはり歌舞伎というのはすごい。ツケ一つ、所作一つでそこに確固たる世界が
出来上がるというのは、大変な強度を持った技術だと思う。
この舞台はその技を性質の異なる演技の中に持ち込み、相乗効果を生み出そうとした
一種の挑戦ではないかと思った。
それがどこまで成功したかまでは今の私にはわからないけれども…。
でもそのチャレンジ自体がとても前向きでおもしろいことだと思う。

メディアなどでの発言を見るに、亀治郎丈は何より歌舞伎が好きで、自分がやりたいと
思う舞台を実現するためにはあらゆる可能性を追求し、決して妥協を許さない頑固さを
秘めた人のようである。
また彼はそんな自分のやり方に人一倍高いプライドを持っており、例えば通り一遍の
質問をするインタビュアーには容赦なくきつい切り返しや煙に巻く答えを返し、相手を
翻弄する天の邪鬼な一面を持っている。
…あれ、こんな人を前にどこかで見た記憶が…(笑)。
亀治郎丈に興味を持って情報を集めるうちに、私のなかでは、丈=歌舞伎界の宮本
浩次という図式がしっかり出来上がってしまった(ただし「昔の」という注釈付きだが)。

生憎「風林火山」はチケットの売れ行きが芳しくないようだけれど、これはきちんと
チェックせねばなるまいよ。
期間中、あと一回は見に行く予定。
ちなみに素敵だなと思ったのは市川段之丈。高橋和也も想像以上に存在感があってよかった。
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