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ドラマで号泣

一月は秒速で行き、二月も早足で逃げ去りつつありますな。

洗濯機の中でぐるぐる回転しているような毎日が続いているのですが、
そんな最近の楽しみは自分にしては珍しく、テレビを見ることなのです。

歌舞伎チャンネルはまあ定番として、年始はのだめスペシャル二日目を見て
不覚にも泣かされ、1月からはNHK「ちりとてちん」で朝から泣かされている。
現在只今この「ちりとてちん」にどっぷりはまっている。

たった5分、1分、30秒の間に恐ろしい量の情報と凝縮された物語が
詰まっていながら、決してありがちでご都合主義的な展開に流れず、
登場人物全員の立場や思いを常に意識しつつストーリーが綴られていく。
全編が一つの大きな河の流れを形作っていくそれはそれは深い物語なので、
見る時は思わずTVの前で正座してしまう。

主人公(後ろ向きの超ヘタレキャラ)はじめ登場人物の造型にリアリティが
あって、そういったリアルな人々が見せてくれる人間関係とそこで交わされる
言葉が、自分の人生を顧みさせるほどの重みを持っている。

大げさに言えば、人が生きる事とは何か?という問いへの一つの回答を
示しているドラマだと思うが、脚本家さんをはじめとするスタッフさんたちは、
大切なことをいかに脱力しつつ伝えるかに命を懸けているような気がする
(「再現落語」に「妄想コスプレ」・笑)。
そこがたまらなく好きだ。

人は一人では生きてない、そんな当たり前な、けど忘れてしまいがちな事を
強烈に印象づけてくれるドラマ。
もしまだ見てない方がいたら、ドラマは終盤ですが激烈にオススメです。
個人的には、自分の師匠との関係とオーバーラップしてしまうので、
もしDVDが発売されたら買って座右の盤としたいと思います。
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