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  • blog “夢の巷”
    日々の感想文。

    エレファントカシマシのファンになって1○年。しかし最近はチケットがとれにくくなってきたためめっきりライヴには行かなくなってしまいました。
    近年は歌舞伎マニアと化すが、新歌舞伎座も開場し歌舞伎熱もやや沈静化。

    好きな役者さんは播磨屋=中村吉右衛門、中村歌六、中村種之助、中村米吉。萬屋=中村時蔵、中村梅枝、中村萬太郎。音羽屋さん、大和屋さん(三津五郎さんの方)も好き。上方の松嶋屋、山城屋さんもいけます。

    一番深く関わっているのは美術。ジャンルにこだわらず展覧会に足を運んでいます。
    (プロフィル写真は夜の旧歌舞伎座。)

    メールは hanaotoko [@] zoho.com まで
    (文字の間のブランクとカッコをはずして下さい)
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記録用メモ(伝芸編)・2008年1月

新春歌舞伎@国立劇場
小町村芝居正月
吉右衛門カンパニーと同じくらい好きな菊五郎劇団による復活狂言。
江戸歌舞伎ののほほんとしたご都合主義的な展開を活用した、見所満載の楽しいお芝居。
舞台は派手に回すわ龍は出るわ、それ以外にもだんまり、琴責め、舞踊、世話場、狐の
立ち回り、暫の口上、手ぬぐい投げと、おいしいところを全部詰め込んだ贅沢な作品だった。
ストーリーの展開にいくらでもつっこみは入れられるが、そんなことはどうでもいいと
思えるくらい楽しくて、自分にしては珍しく2回も見に行ってしまった。
芯の菊五郎丈は、冒頭では公家悪の姿で舞台全体を支配する大きなオーラを放っていたと
思えば、世話場では一転水を得た魚のように粋でいなせな江戸前のいい男を見せてくれて、
とにかく存在感の大きさに圧倒された。そしてもちろん時蔵丈はいつものように美しい。
菊之助さんはとぼけたおたつも楽しかったが、狐の正体を表してからの引っ込みで見せた
狐六法がダイナミックでスピード感に溢れていて素晴らしかった。
他のどの役者さんも良かったが、特に、今回初めて見た時蔵丈の息子さんである梅枝くんの
おおらかでゆったり美しい姫君がひときわ輝いていた。すでに名女形の雰囲気が…。
来年は初日に行って鏡割りを是非見たい。

寿新春大歌舞伎@歌舞伎座・昼の部
毎月吉右衛門丈が見られる幸せ~(おい)。
猩々
梅玉丈の踊りが端正で素敵だった。
一条大蔵卿
作り阿呆の公家が、真意を探りに来た者の前で一瞬正体を現し、再び阿呆に戻る。
阿呆の時の愛らしさと正気の顔が見せる恐ろしさ、厳しさのコントラストが凄い。
阿呆を装い、綱渡りで生きざるをえない人間の狂気すら感じさせる吉右衛門丈の
演技にまたも惚れた。
女五右衛門
今こそ見ておかねばならない雀右衛門丈の舞台。しかしプロンプター丸わかりの
舞台というのは初体験だったので、見ているこちらが緊張した。
ある意味壮絶といってもいいのではないだろうか。
それをゆったり受けて立つ吉右衛門丈はやはり素敵(おいおい)。

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記録用メモ(伝芸編)・2007年残り分

10月大歌舞伎@歌舞伎座・昼の部
恋飛脚大和往来
坂田藤十郎襲名披露時の演目「曽根崎心中」で感じた、現代劇のような生々しさが
またも蘇る。世話物の世界の中に、育ちは良いがこらえ性のない、そこら辺にいる
ワカモノが確かに居た。藤十郎恐るべし。
私が大好きなトッキーは本当に美しくて上品なのだが、なんというか理知的すぎて
梅川の情の濃さが今ひとつ感じられなかったような気がする。
堂々たる歌六さんの治右衛門&秀太郎さんのこってりした愛嬌あるおえんが好きだ。
羽衣では疲労のあまり爆睡。

吉例顔見世大歌舞伎@歌舞伎座・夜の部
宮島のだんまり
ぶっちゃけ歌六さんと團蔵さんばかり見ていた。歌六さんの偉丈夫振りがステキ過ぎる。
失礼ながら福助丈のあまりの気味悪さに目のやり場に困った。自分とは相性が悪いのか…。
山科閑居
芝翫丈と終盤にお出になる吉右衛門丈を目当てに見た。
出番は短くてもさすが吉右衛門丈が出ると場がぴりっと締まる。
幸四郎の加古川本蔵は只の悪人にしか見えなかった。
土蜘蛛
ひたすら菊五郎丈に尽きる。存在感が桁違い。夜の部満足度No. 1。

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ドラマで号泣

一月は秒速で行き、二月も早足で逃げ去りつつありますな。

洗濯機の中でぐるぐる回転しているような毎日が続いているのですが、
そんな最近の楽しみは自分にしては珍しく、テレビを見ることなのです。

歌舞伎チャンネルはまあ定番として、年始はのだめスペシャル二日目を見て
不覚にも泣かされ、1月からはNHK「ちりとてちん」で朝から泣かされている。
現在只今この「ちりとてちん」にどっぷりはまっている。

たった5分、1分、30秒の間に恐ろしい量の情報と凝縮された物語が
詰まっていながら、決してありがちでご都合主義的な展開に流れず、
登場人物全員の立場や思いを常に意識しつつストーリーが綴られていく。
全編が一つの大きな河の流れを形作っていくそれはそれは深い物語なので、
見る時は思わずTVの前で正座してしまう。

主人公(後ろ向きの超ヘタレキャラ)はじめ登場人物の造型にリアリティが
あって、そういったリアルな人々が見せてくれる人間関係とそこで交わされる
言葉が、自分の人生を顧みさせるほどの重みを持っている。

大げさに言えば、人が生きる事とは何か?という問いへの一つの回答を
示しているドラマだと思うが、脚本家さんをはじめとするスタッフさんたちは、
大切なことをいかに脱力しつつ伝えるかに命を懸けているような気がする
(「再現落語」に「妄想コスプレ」・笑)。
そこがたまらなく好きだ。

人は一人では生きてない、そんな当たり前な、けど忘れてしまいがちな事を
強烈に印象づけてくれるドラマ。
もしまだ見てない方がいたら、ドラマは終盤ですが激烈にオススメです。
個人的には、自分の師匠との関係とオーバーラップしてしまうので、
もしDVDが発売されたら買って座右の盤としたいと思います。

今年初更新

遅ればせながら、明けましておめでとうございます…

不定期更新が恒例となってまいりましたが、しつこく今年も続けます。
どうぞよろしく。

先月一度更新しかけたのですが、キー操作を誤って書いた内容を全部消してしまい、
くじけて再度放置モードに入っていました。

実はエレカシの新譜が今ひとつしっくりこず、もやもやした気分でいます。
嫌いとか悪いとかではなく、どうも腑に落ちない感じとでも言うのでしょうか。
今回は全体が「皆の総意に基づいて作りました」的な音のように聞こえました。
「皆に届きやすい音」というのに異論はないですが、上記のような音に自分はあまり
そそられないな、というのが最初の感想です(詞も同様)。
全体的に洋楽テイストが強くて、シングル曲に一番宮本節を感じたというのが驚きでした。
ライヴと逆に「間抜けなJohnny」が良いと思ったのも意外。
思いの外静かな、というかむしろ陰鬱な印象すら受ける不思議な作品だと思います。
最後の「FLYER」が良くて救われました。

年明けから忙しくてあまりじっくり聞き込めていないので、
心境が変化するようならまた何か書こうと思います。
清志郎の完全復活祭@武道館を見て、ちょっとだけエレカシの事を考えました。
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