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  • Author:M
  • blog “夢の巷”
    日々の感想文。

    エレファントカシマシのファンになって1○年。しかし最近はチケットがとれにくくなってきたためめっきりライヴには行かなくなってしまいました。
    近年は歌舞伎マニアと化すが、新歌舞伎座も開場し歌舞伎熱もやや沈静化。

    好きな役者さんは播磨屋=中村吉右衛門、中村歌六、中村種之助、中村米吉。萬屋=中村時蔵、中村梅枝、中村萬太郎。音羽屋さん、大和屋さん(三津五郎さんの方)も好き。上方の松嶋屋、山城屋さんもいけます。

    一番深く関わっているのは美術。ジャンルにこだわらず展覧会に足を運んでいます。
    (プロフィル写真は夜の旧歌舞伎座。)

    メールは hanaotoko [@] zoho.com まで
    (文字の間のブランクとカッコをはずして下さい)
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たまにはエレカシネタ

ネタといっても直接的な情報ではないのですが。

@ぴあの特集で、新宿ロフトで行われたソウルフラワーvs.コレクターズの対バン
ライヴを記念して、バンド同士の対談が掲載されてます。
http://www.pia.co.jp/special/snrs/vol_1.html
この中に、同じくらいのキャリアを持つバンドとしてエレカシの名が何度も出てきます。

下の年代の見上げる目線とはまた違う、同年代の同業者のまなざしというのが
なかなかにおもしろく、興味深く読みました。
一つの事を長く続けている人たちがたどり着く場所は、それぞれの違いはあっても
結局一つなのかも知れない。そんなことを思いました。
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仮名手本忠臣蔵体験記(昼の部)

1~2月は微妙に繁忙期でした。
一段落したと思ったら、暖冬のせいでもう花粉が飛んでいる…。
もう春ですなー(違うって)。

ある日、今月の歌舞伎座で「仮名手本忠臣蔵」が通し上演されていることを
松竹のメルマガで知った。
夜中だったがネットで空席をチェックすると、なんと翌日の3階席の昼・夜が
空いてるではありませんか!
思い立ったが吉日とばかり、翌日の予定を変更して一日歌舞伎座に詰めることにした。
昼夜通すと11時から21時まで歌舞伎座にいるという結構過酷なスケジュールだが、
今回は奮発して(笑)3階席を取ったのでたぶん大丈夫だろう。

実はこれまで忠臣蔵をまともに見たことがなかったのである。
色んな意味で見なくてはならない演目なので、今回偶然気づくことができて本当に良かった。
(24時間対応、前日でも受付、カード決済可というチケットシステムにも感謝。)
という訳で、以下の感想は眼の開かぬ素人の暴言と聞き流して頂ければ幸い。

さて、昼の部。大序、微妙に遅刻して人形の口上を聞きそびれた。無念。
判官の菊五郎丈も顔世の魁春丈も素敵だが、なんと言っても若狭之助の吉右衛門丈!
一本気で清廉な侍が、富十郎丈演ずる高師直の理不尽で執拗ないびりを堪えに堪え、
刀を抜く寸前まで行きながらかろうじて踏みとどまり、憤怒の念も露わに
見得を切るシーンの美しさ!!
ほとばしり出る怒りの炎(ほむら)が見えるかのようだった。美しくて震えがきた。

そして富十郎丈の師直も、陰湿ないびりを行う役の割にはからっと明るく、
柄が大きくてどこかユーモラスですらある。
財布の事情から歌舞伎はほぼ100%遠くから見ることしかできないのだが、
そんな距離でも人物の輪郭がハッキリ見える役者がいいと思う。
富十郎丈も吉右衛門丈も、また静かに控える判官も、いずれも遠目からでも
人物像がはっきり見えて柄が大きく、見応えがあった。
三人が見得を切る大序の幕切れなどはただただ眼福だった。

が、次の四段目は、正直退屈してしまった。
菊五郎丈の判官が抱える鬱屈だの無念だのがよく見えないまま、なーんだか
あっさり切腹に到るように見え、またいまわの際に駆けつける幸四郎丈の
由良之助が、ひたすら深刻な顔をしているだけのようにさえ見えてしまった。
さっきの喩えで言うと、3階からの距離では人物の輪郭がぼやけてよく見えない状態なのだ。
花道が見えづらいという悪条件を差し引いても、この幕自体が非常に長く
感じられ、見通すのが辛かった。

これは偏に、肚を見せる演技に私の感性が対応できてないせいだろう。
要はまだわかってない素人、ってことだ。
しかしそれにしても、幸四郎丈の台詞がほとんど聞き取れないというのは
なんだかなぁだった。
他の役者さんの台詞は大体において明瞭に聞き取れるのだが、なぜか不思議な事に
幸四郎丈に関してだけはほぼ全滅状態なのだ。
…相性の問題なのだろうか…うーん…。
おかげで次の道行、疲れのあまり前半爆睡してしまったよ…。
梅玉丈、時蔵丈、ごめんなさい…。

日本語がちょいと苦手だとか、敬語がよく分からないと思っている人は歌舞伎を
見に行くとよいと思う。
歌舞伎の台詞は言い回しが洒落ているし、身分や立場の違いで使う言葉が
きちんと切り替わる。しかも口跡の良い役者さんの台詞は明瞭・明快で
わかりやすい。
聞いていて勉強になりました。

大序の冒頭を見逃してしまったのが今となっては悔やまれる。
できたら大序だけでも幕見でリベンジしたい。
吉右衛門丈の若狭之助にまたまみえたい~。ラヴ。
(続く)
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