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  • blog “夢の巷”
    日々の感想文。

    エレファントカシマシのファンになって1○年。しかし最近はチケットがとれにくくなってきたためめっきりライヴには行かなくなってしまいました。
    近年は歌舞伎マニアと化すが、新歌舞伎座も開場し歌舞伎熱もやや沈静化。

    好きな役者さんは播磨屋=中村吉右衛門、中村歌六、中村種之助、中村米吉。萬屋=中村時蔵、中村梅枝、中村萬太郎。音羽屋さん、大和屋さん(三津五郎さんの方)も好き。上方の松嶋屋、山城屋さんもいけます。

    一番深く関わっているのは美術。ジャンルにこだわらず展覧会に足を運んでいます。
    (プロフィル写真は夜の旧歌舞伎座。)

    メールは hanaotoko [@] zoho.com まで
    (文字の間のブランクとカッコをはずして下さい)
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「町を見下ろす丘」

宮本が日々つぶやくように綴った曲を集めたアルバム。
自分が偉人でも超人でもない一人の中年男で、今や人生の午後にさしかかっている
ことに気づいた彼の肩からは、余分な力は抜けている。
だからこちらも「聴いた、泣いた、感動した!!」というテンションにはならずしみじみと共感した。

昔、自分の師にあたる人が30代の終わりを迎えた頃、やたらに過去を回顧する口調に
なっていたことを思いだした。
30代なんてまだ若いのに何でこんな事を言うのだろうと当時の自分は思っていたけれど、
今ならその心境を察することができる。
人生の折り返し地点にさしかかった時に見えてくる来し方の思い出や後悔、自分が為して
きた事に対する達成感や挫折感、そしてそれらをひっくるめたある節目の感覚。
今作を聴くと、今の宮本がそんな心境にあることがうかがえる。

だが、当時の自分が抱いた疑問をこのアルバムに再び感じてしまったことも事実だ。
30代末って、まだ人生半分越えたばかりのところでは。
人生の午後だって夏至の日のように長いのかもしれないよ?
地元のダンナは地元のダンナのままであがいていけばいい。
まだまだ人生終わりじゃないから。
なぜにそんなに先を急いで黄昏れる?宮本よ。

とはいえ、決してアルバム全体がダウナーな印象なのではない。
昨年前半のライヴで聴いた新曲はいづれも切迫感のあるヘヴィでブルージィなイメージ
だったが、今思えばその時は「シグナル」や「地元のダンナ」をやってはいなかった。
これらや「流れ星のやうな人生」が入ることで、諦めの中にある明るさや力強い意志が
くっきりと浮かび上がってくる。これが今の宮本の偽りない心情なのだろう。
それにどの曲も音のバランスが良くてとても聞きやすい。
これがスルメアルバムというヤツなのだろうか。

今回のリリースで新曲を初めてまともに聴く人と、ライヴで何度か聴いてしまっている
人とでは感想にも色々な違いが出てくるはずだ。
私はやっぱりライヴで聴いた音の印象の方が強いので、音源は音源でまた別物、という感じ。

新曲を聴いてから随分と時間が経ってしまっているので、実はもう次の作品が
どうなるかが気になってもいる(我ながら気が早すぎだけど)。
今作の詞はある意味今まで以上に宮本の俺様度がアップしているが、大人になったと
いう彼は、次回も自分の内面のみをテーマにして作品を作るのだろうか。
それとも他に歌うべき何かを見いだすのだろうか。
とにかく、今は早くライヴで生き生きとしたこれらの曲を聴きたい。
「シグナル」なんて生で聴いたら泣いてしまうかもしれない。

とまれ人生の午後、仕切り直してお互い息災でガンバロウ>宮本先生

余談。歌詞カードの、「甘き絶望」の字面の美しさにしばし見入った。
先生、詩人やのう。
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長すぎた青年期(再掲)

(2005.7.18にアップし、のち削除したエントリーを再掲)

ファンの間での宮本のイメージを集約するとやはり「侍」になるのだろうか。
私にはどうしてもそうは思えない。宮本が抱いているのは、明治以後の人達に
よって理想化されたロマンチックな侍のイメージだと感じるからだ。

私は彼を「明治時代の書生さんのようだ」と思う。
化ケモノ青年は自部屋から一歩も出ずに気宇壮大な夢を語る。己の肥大化した
自意識をいささかもてあましながら。(末は博士?大臣?それとも偉大なる思想家?)

ファンにとって宮本とは孤独な求道者なのだろうが、実は彼の本質は変わらぬ
書生っぷりにあって、それを炸裂させたのが前作「扉」の中の「歴史」だと思う。
生憎私は彼の追い求めるもの-例えば「勝利」-が皆目わからないので、
鴎外を語る宮本のロマンはさっぱり心に沁みてこなかったが。

だが今、宮本はようやく現実の地に着地点を捜しはじめているような気がする。
しきりに捜しているのはさまよう魂の現世での居どころなのではないか。
彼がどんな形でこの世での着地点を踏みしめるのか、それを見届けたいと次作を待っている。

「書生」からの脱却

ひさしぶりに、エレカシについて。
「ぴあ」「GetNavi」を読みましたが、これまで何度か書いてきた
懸念を宮本自身もはっきり自覚してたんだな、と思いました。
人は自分の経験の中でしか生きられないから、自分の事については
本当に皮膚感覚のレベルで腑に落ちるまでは気づけない。
そんな所も含め、まあいろんな意味で共鳴できる人です。

ただ、ROJで語っていたような「4人の音を鳴らす」ことについては、
これまで何度もチャンスはあったはずです。
しかし、宮本自身がメンバーにそれをさせてこなかった、更に言えば
許さなかった部分もあるんじゃないでしょうか。
バンドとしてリスタートした今、音が変わっていく余地がまだまだ
ありそうな事に期待しています。

「町を見下ろす丘」も一部試聴しました。
同じ佐久間氏プロデュース作でも、声にエフェクトをバシバシかけた
派手目の「ココロに花を」ではなく、「明日に向かって走れ」に近い
渋い手触りだったことにちょっと安堵。試聴だけではわからないけれど、
渋いというよりむしろ寂寥感の方が強いか?ともかく湿度の高い歌謡
ポップスになってなくて安心しました。
ただし、音のレベルというかミックスの感じが同じように聞こえて
しまうのは気のせい?
ライヴで感じたアタック感は陰を潜めて、もっとマイルドに聞きやすく
アレンジされているように思いました。
やっぱりライヴで聞く方が私は好きですね。
5月のライヴをなんとか見られないものかなあと思ってますが、もう
プラチナチケット化してるから無理だな~。残念。

No Mark@unit

ユニットに行ってきました。
残念ながらリンダの印象は変わらず。踊りたくても踊れなかった。

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King Brothers/アナログフィッシュ@新宿red cloth

久しぶりにキングのライヴを見に行ったのに、とっても重い気分で
帰ってきてしまった。レポもなかなか書けませんが、できたら明日中に
何とかします。はぁ…。

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フィギュア仏

060311_2249~001.jpg

真央仏。なんつって。
如来立像です。飛鳥じゃなくて白鳳時代のものです。
この時代の灌頂幡(かんちょうばん)にもっと激似な仏様がいらした
気がするも発見できず。

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ライヴ中止のお知らせ

エレカシのトミが慢性硬膜下血腫で入院・手術し、療養のため3・4月の
ライヴは中止するという告知が本日午後なされた(詳しくはオフィシャルサイトで)。
エレカシのメンバーから病いというものを連想したことがなく(当たり前だ)、
しかもメンバーの中でもとりわけ屈強で健康に見えるトミが病気になったという
ことにただただ驚いた。

でも、考えてみたらそろそろいろんなところにガタが来はじめる年代
なんだよな。周りを見ても、同年代は皆どこかしらを悪くしてるから
今回の事も全然洒落にならない。
きついパート(ドラム)+酒+煙草等々、これまでいろんな形で身体に
負荷を掛けてきた影響が出て来てるんじゃないだろうか。今は無理を
しないで、マンスリーライヴも全休したっていいからとにかくしっかり
治して帰ってきて欲しい。
勝つとか売れるとか勝負とか言ったって、まず命あっての事なのだから!
他の三人も身体にだけは気をつけて欲しいよ、マジで…。

花粉とともに春が来た

年度末ですなぁ。皆がバタつく季節なんだから2月も30日まであるといいのに(無茶)。

女子フィギュアの浅田真央は仏像顔だと思う。
年代的には飛鳥時代、もっというと金銅仏系。

ちょっと言ってみたかっただけです。以上。

テレビCM

一昨日、ようやくラヴーシュカのTVCMを見ました。
おおお、かなりカッコええじゃないですか~。
リンダさんのドラムもキレがあってパワフルで良い!
音に個性があるから聞き流されず耳に引っかかってきます。
やっぱりキングの曲にはどこかしらポップなところがある。
楽しい曲なんで本気で続きが聴きたいんだけど、期間限定でネット
配信でもしてくれないもんかなー。
乞御検討>関係各位

迷惑メール次の一手

毎日送られてくる迷惑メールを、これまでフィルタリングで一括ゴミ箱
行きにしていたが、業者はまた次の手を考え出したらしい。
今度の迷惑メール書式は、subjectは簡単な挨拶文(「こんにちは」
「ありがとう」「いつにしますか?」「昨日はどうも」などなど)、
差出人名は姓のみのローマ字表記。
何かと思って最初の一、二回は開いてみたが、パターンを把握した今は
そのようなメールには手を付けずどんどん捨てている。
毎回飽きもせずによくやるよ、と思う。

もし私にメールを下さるならば、以上のような挨拶文以外の、具体的な
subjectを付けて下さると見分けが付きやすくて助かります。
どうぞよろしく。
とりあえず、余計な仕事を増やしてくれやがるくそったれ業者にFAQ!

ニューヨーク・バーク・コレクション展@東京都美術館

縄文から江戸末期までをカバーする日本美術の優品点。
こういう展覧会は、個々の作品もさることながら、コレクターの
テイストを考えながら見るのがまた楽しい。
全体を通して感じられるのは、モダン、シンプル、率直な力強さ、
そしておおらかでくすっと笑えるユーモアのセンス。
やはり近代的な感覚で集められたコレクションであると思う。
最後のセクションの応挙、若冲、蕭白、蕪村、大雅が特に素晴らしい。
大雅にはまたも(心の中で)ひれ伏してしまった。
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