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  • blog “夢の巷”
    日々の感想文。

    エレファントカシマシのファンになって1○年。しかし最近はチケットがとれにくくなってきたためめっきりライヴには行かなくなってしまいました。
    近年は歌舞伎マニアと化すが、新歌舞伎座も開場し歌舞伎熱もやや沈静化。

    好きな役者さんは播磨屋=中村吉右衛門、中村歌六、中村種之助、中村米吉。萬屋=中村時蔵、中村梅枝、中村萬太郎。音羽屋さん、大和屋さん(三津五郎さんの方)も好き。上方の松嶋屋、山城屋さんもいけます。

    一番深く関わっているのは美術。ジャンルにこだわらず展覧会に足を運んでいます。
    (プロフィル写真は夜の旧歌舞伎座。)

    メールは hanaotoko [@] zoho.com まで
    (文字の間のブランクとカッコをはずして下さい)
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訃報・中村富十郎丈

歌舞伎俳優の中村富十郎丈が亡くなられました。
私の好きな播磨屋さんとご一緒されることが多く、その関係で割合よく拝見していたと
思います。
観劇歴は浅いですが記憶に残っている舞台としては、「熊谷陣屋」で演じられた弥陀六や、
「頼朝の死」の北条政子などがあります。特に前者は、装束など富十郎丈独自の解釈で
演じておられましたが、個人的には丈の弥陀六を見て、ようやくこの場面のおもしろさを
知ったといえるくらい物語の場面にワクワクしました。たった一人で歌舞伎座の広い空間を
支配してしまう存在感と芸を持っておられました。
また「頼朝の死」では、「人は一代、名は末代」の名台詞の説得力が忘れられません。
時々プロンプがべた付きで、見ているこちらが妙に緊張することもありましたが、
丈は最後まで明るく、大きく、美しい芸を見せて下さいました。
11月の舞台には普通にご出演されていたので、あまりに急なことで本当に信じられません。
心よりご冥福をお祈りいたします。
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歌舞伎座ラストマンス

…年度末に燃え尽きて、しばらく気を失っていたようです。

今月で歌舞伎座も閉場。
御名残四月大歌舞伎のチケット発売日には一旦全ての日・席種がソールドアウトになってました。
特に千穐楽の第三部は秒殺状態だったようです。
きっと駆け込み需要が多いのでしょうね。

四月のチケット発売後に、一日限りで行われる歌舞伎座閉場式なるイベントが発表されましたが、
こちらはチケットサイトにすら入れない大激戦でした。
たとえ一部であろうと、時蔵さんの本興行での娘道成寺が見たかった!

さすがに千穐楽は無理でしたが、幸い一日通しでCPの良い席が取れました。
今月は花道が見えないと面白み半減の演目ばかりなので、なかなか財布には辛いものがあります。
吉右衛門さん・菊五郎さん・時蔵さん・藤十郎さん・歌六さん・歌昇さん…等々をガン見してきます。
(熊谷でマジ泣きしそうな自分がコワい・笑)
そして歌舞伎座最後の目出鯛焼き・歌舞伎そばも堪能せねば。

それにしても、その昔環八沿いにキッチュ建築を立て、作風転換後にも山形・銀山温泉の景観を
台無しにしたクマケンゴにあまり期待はできなさそうだ。

歌舞伎初め@国立劇場

尾上菊五郎劇団による「旭輝黄金鯱」@国立劇場初日を見てきました。
新春歌舞伎のしかも初日となれば、鏡開きやら大神楽やら獅子舞やらはち丸くん
(名古屋開府400年記念のゆるキャラマスコット)の登場やらイベントが盛りだくさんで、
嫌でもテンションが上がります。楽しかった-!!

肝心のお芝居ですが、最初の休憩間際までは間合いが悪く、「あちゃー、やっちまった」
感が漂いまくってましたが(初日だし)、土壇場からスペクタクルシーン連発・怒濤の
巻き返しで楽しませて頂きました。
予想外の方向から大凧がゆらゆらやって来たときにはびっくり、おやぢさまの
金鯱観音にはくるくるくる……キター!!!状態。
終盤の鯱掴みでは菊之助さんが大奮闘です。楽まで無事を祈念!

そんなどエンターテインメントなお芝居のなかでも、中村時蔵丈が台詞のうまさを
発揮しててさすがでした。最近トッキー不足だったので、そちらもしっかり
堪能いたしました。
それにしても、前半の間延び感と後半のコントラストが激しすぎます。
日程後半だといろいろ手直しも入っていると思うので、日程に余裕があれば
是非また見てみたいと思います。

今度は歌舞伎座夜の部を見に行きます。もちろんキッチー&歌六さんが目当てです(笑)。
運がよければ雀右衛門さんも見られる……かも?

今月の歌舞伎

久しぶりの歌舞伎観劇ですが、新橋演舞場での五月大歌舞伎昼夜をメインに、
歌舞伎座の夜の部のみを見てきました。
このところロックな頭になっていたので、歌舞伎頭に切り替えるのに少々戸惑いました(笑)。

演舞場昼の部の「金閣寺」では、吉右衛門さんの演ずる松永大膳の、色気漂う
巨悪振りが大変見応えがありました。
脇を固める芝雀さんや錦之助さん、染五郎さん達が決して小さいわけではないのですが、
とにかく吉右衛門さんの芸が突出して大きく、他を圧倒していました。
台詞もすばらしく、ひたすら吉右衛門さんの渾身の芸を堪能する一幕でした。
慶寿院の吉之丞さんが相変わらず気品に溢れていて素敵です。
雪姫の人形振りは、人形遣い役も芝雀さんも動きが制限されているなか大奮闘、と
いった感じでした。
舞台下手の黒子さんは何かと思ったら、足遣いの人だったのですね~。びっくり。

馬が大奮闘の「心猿~近江のお兼」に続く「らくだ」は、「金閣寺」とテイストが違いすぎて
どうなるかと思いましたが、死体役の由次郎さんの名演で爆笑させて頂きました。
これ、由次郎さんの当たり役では?

しかし、遊び人の半次(歌昇さん)にいいようにこき使われる立場の屑屋の久六
(吉右衛門さん)の方が最初から大きく、立派に見えるのは如何なものかと。
いつも素敵な歌昇さんですが、今月は遊び人が馴染まない生真面目な風で、なおかつ
久六を脅して使いっ走りにするような大きさが見えず、正直あまり似合っていなかった
ような気がしました。
似たようなキャラの「一本刀土俵入」のヤー公は素晴らしく良かったのに…。

夜の部、「鬼平犯科帳 狐火」は実質おまさ(芝雀さん)が主役のようなもの。
全体を通してさらっと見てしまいました。
盗賊から足を洗った源七の歌六さんが実に良いです。台詞明晰。
昼夜通して素敵に上手で、吉右衛門さんの次にガン見してしまいました。
好きです、歌六さん!
来月の歌舞伎座にも昼夜ご出演ということで、今から楽しみです。

「お染の七役」はまあ、いつもの福助さん(爆)でした。
確かに早変わりは見事ですが、あのやり過ぎる演技が私はどうも苦手です(ああ、
去年の「東海道四谷怪談」の悪夢が…)。
よかったのは奥女中竹川。先月に続き、凛とした台詞は迫力があります。
全然良いとは思わないけれど、妙に似合っていたのは狂ってしまったお光(福助さんの
狂女、あまりにリアル過ぎてほとんどホラー…)。
土手のお六は所々でやり過ぎ。受けていたのでご本人はとても楽しそうでしたが。

歌舞伎座は生憎オペラグラスを忘れてしまい、細かい部分は全く見えず。
それでも「毛剃」での團十郎さんの大きさはしっかり伝わってきました。
「夕立」の艶っぽい菊五郎さん&美しい時蔵さんがよく見えなかったのが本当に残念!
「神田ばやし」では三津五郎さんの渋い大家と、海老蔵さんの不可思議な役作り&
台詞回しが噛み合っていませんでした。うーん、違った意味で残念。

三月大歌舞伎@歌舞伎座(昼・夜)

今月も歌舞伎座に行ってきました。
『元禄忠臣蔵』通し上演だが、これを3階で昼夜見通すのは正直しんどかった。暗転多いし。

睡魔に襲われている時間帯も長かったのだが、やはり仁左衛門さんの内蔵助が
拝見していて一番楽しく、また迫力に満ちていたと思う。「御浜御殿」での愛嬌、華やかさ、
台詞廻しの素晴らしさは初心者にもよく判る。対する富森助右衛門役の染五郎も良かった。
「最後の大評定」は個人的には歌六・種太郎の萬屋さんたちが見所だった。そしてお二人とも
期待に違わずすばらしかった。
「南部坂雪の別れ」では我當さんの朗々たる台詞廻しが記憶に残っている。

その頃は全く知らず見逃してしまったが、2006年国立での通し上演も見てみたかった。
返す返すも残念。
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